速報より


※写真はイメージです

海外への歯科補てつ物等の委託に関する日歯の考え方
2010年3月10日(デンタルタイムス21速報)
http://www.independent.co.jp/news/newsf.php

 日本歯科医師会(大久保満男会長)は3月9日、『海外への歯科補てつ物等の委託に関する日本歯科医師会の考え方』をまとめ、厚生労働省の足立信也政務官と阿曽沼慎司医政局長に提出した。先般、日歯・日本歯科医学会・日本歯科技工士会・日本歯科商工協会・日本歯科材料工業協同組合の5団体が『歯科技工物に関する打合会』を開き、今後も本件に関しては厚労省と連携を図る旨が合意されていた。
 

 考え方では「昨今の状況を鑑みると海外で作成された歯科補てつ物等が適正に歯科医療に供することができるよう、上記通知に関する内容の更なる充実が必要である」とされ、具体的には、各国の使用材料の承認等の在り方や流通の実態、歯科補てつ物等の作成に係る規定が様々であることから、委託にあたっては「作成場所や使用材料等に関する具体的な指示の基準を示すなどの対応が必要である」としている。
 

 また、歯科技工指示書については「歯科技工指示書は国内における歯科補てつ物等の作成を想定したものであるが、海外に委託する際についても、民主党INDEX2009医療政策<詳細版>の提言に基づき、歯科補てつ物等の作成工程が追跡できる仕組みを構築するため所用の検討を行われたい」とトレーサビリティの確保を求めている。併せて、新たな仕組みの検討にあたっては十分日歯と協議するよう要請している。



え?え?合意!?
海外委託に反対じゃなかったの??

これによると、関係5団体で打合せ会を開いて厚労省との連携を合意
             
歯科医師会が厚労省に「海外で作成された歯科補てつ物等が適正に歯科医療に供することができるよう」
との考え方を提出
             
技工士会も同調???

読み解けません(・・?

選挙の時や時事懇談会の時『日技は反対です!!』と会長の口から聞いたような…

どなたかコメントで解説してください。  


お知らせ

㈳福島県歯科技工士会郡山支部連絡

2月27日18:00より郡山市労働福祉会館において定例役員会を開催いたします。

役員会では、総会のための資料作りや、今後の活動指針案等が話し合われます。
  


一足お先に


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先日のTV報道を受け、日本歯科技工士会から各都道府県歯科技工士会会長宛に以下のような文書が送られました。


●社団法人 日本歯科技工士会
都道府県歯科技工士会  御中

TBS報道特集に関する日本歯科医師会の対応について

毎々の会務ご協力、誠に深謝いたします。
さて、ご承知の通り2月6日にTBS系列の「報道特集NEXT」において、国外で作成された歯科補綴物に関する報道がございました。
この放送後、日本歯科医師会から都道府県歯科医師会に対して、別添のような文書が送付され、注意喚起が行われましたのでご連絡いたします。
なお、日本歯科技工士会といたしましても、日本歯科医師会、厚生労働省ならびに政権与党と必要な協議・申し入れを行っております。
貴職におかれましては、会員各位にご周知願いますとともに、冷静なる対応方をお願い申し上げます。


別添のような文書とは以下の文書です。


●社団法人 日本歯科医師会 平成23年2月9日 
都道府県歯科医師会  御中

TBSの報道について

平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、2月6日のTBS系列の「報道特集NEXT」において、国外で作成された歯科補綴物に関する報道がされました。
番組の放映内容については、精査の上、必要な対応を行って参りたいと考えております。
歯科医師が歯科補綴物を海外に委託する際には、あくまで歯科医師の適切な判断を必要とするものであり、「国外で作成された補てつ物等の取り扱いについて」(医療歯第0908001号、平成17年9月8日)に記載の留意事項を尊守いただくようにお願いします。
当該通知にあるとおり、使用材料(原材料等)ら使用材料の安全性に関する情報を十分把握することが重要と考えます。なお、海外で作成された補綴物は、保険給付の対象とはならないこと、改めて申し上げます。
本件に関しては、今後とも、厚生労働省と必要な協議を実施する予定であります。
今後とも国民への安全・安心な歯科医療の提供に積極的に取り組んでまいりますので、貴職におかれましても、会員への周知に特段のご高配をお願い申し上げます。

なお、本件に関して当会に問い合わせ等がございましたら、本会・医療管理課までご報告ください。


冷静な対応方ってなんだ??

会員に周知をお願いって書いてあるので、ここでフライングしてもいいですよね?

日技のスタンスがよくわかる文書だと思いません??


  


続 食の安全と口の安全 ~自分の体は安全ですか?


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2月6日のTBS系「報道特集NEXT]の放送を受け、長妻厚労相が答えた。

~2月9日、厚生労働省内で行われた長妻厚労相の閣議後記者会見より~


記者
「中国製の歯の詰め物など歯科技工物についてお伺いしたいのですが、私どもが中国から取り寄せた歯科技工物について、専門機関に依頼をして独自に成分の分析を行いましたところ、日本で歯科合金として使用が禁じられている発がん性のあるベリリウムが検出されました。
これについての受け止めと、輸入されている歯科技工物に関しては薬事法上の規定がありませんが、今後どのような対応を検討されているのかお聞かせください」

大臣
「これについてもTBSの報道特集という番組で御指摘いただいて、今言われたベリリウムというものが検出されたということです。
このベリリウムというのは、ガスや粉じん状態で吸入されると健康被害を生ずる場合があり、合金を扱う歯科技工士などの歯科技工に従事する方に、注意が必要とされているという厚生労働省の判断でして、これについては、適当でないのではないかということです。
おっしゃられるように、今現在こういう輸入は歯科医師御本人の御判断で個人輸入という形で調達されております。
それについて具体的な基準がどこまで作れるのかどうか研究して見たいというふうに、先ほど局長とも話をいたしまして、今後どこまで基準作りが出来るのかどうか、あるいは具体的な品名というよりも、別の形での基準なのかも含めて研究をするということになりました。
御指摘ありがとうございます」


記者
「中国製の歯科技工物が入ってくる背景として、歯科医師や、歯科技工士の経済的な困難性もあると思いますが、中国製は非常に安いものですから、この辺についての受け止めはいかがでしょうか」

大臣
「これについての背景も調査する予定にしております。
いろいろな調査がありますが、国外に制作を委託する理由で一番多いのが、国内で制作する技術、材料がないという回答をしたところが、46%という調査結果も聞いております。
技術、材料がないということが価格の問題も入っているのかどうかを含めて、背景に構造的な問題があるのか、ないのか、あるいはこの1カ所だけの話なのか、かなり拡がりのある問題なのかについても実態把握をして行きたいと思います


業界団体と厚労省がどのようなやり取りをしているのか知る由もないが、
少なくとも現場で働いている私には中国にある技術で、日本国内にはない技術というものを知らない
まだ世に出ていない設備や技術においても、ほとんどのモノの情報は入ってきているし、
ましてや薬事未認可のモノであっても権威ある大学や研究所において様々な試験が重ねられているのにだ。

日本にない技術や材料で、歯科医の裁量権によって輸入のみされているものとは何なのか?
ぜひとも厚労省の説明をいただきたいと思っている。


この放送の続編が13日に同番組内で放送される。
ぜひご覧ください。

自分たちの食の安全と口の安全を守るために…。





  


食の安全と口の安全 ~自分の体は安全ですか?

海外委託技工問題では、国の管理体制に対しさまざまな論議がされてきましたが、
2審の公判中に原告団の主張に対し理解を示していた裁判官が、判決の前に何らかの理由で
交代してしまい、代わった裁判官は一言『却下』と腑に落ちない状況でした。

海外(主に中国)の歯科技工物は本当に安全なのでしょうか?
これについてテレビでの報道があるという情報を一部取材協力をした仙台の歯科技工士さんから頂きました。


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 この度、TBS系列 『報道特集 NEXT』2月6日(土)午後5時30分~ 中国歯科技工問題
の放送が決定しました。
 情報を入手することができました。どのような放映になるのかは
判りませんが、これを機に「口腔内の安全」をみんなで考える機会ができることを期待しております。

 放送予定は1回ですが、反響が大きければNEWS23でも放送される可能性が高くなり、
追加取材の予算が付き易くなるそうです。放送を見た感想を

houtoku@best.tbs.co.jp

へ送っていただけると幸いです。

中国技工物が本当に安全を担保できているのか?ということをはっきりさせるためにも
ぜひTBSに働きかけましょう。


安全で充実した歯科医療を確保するためにもご協力をお願い致します。  


新たな旅立ち

8.30から早半月。きょう新内閣の組閣人事が発表された。

我々の業務に一番関係の深い厚生労働大臣に「長妻昭」議員が任命され、これからの歯科行政に強い影響力を持つこととなった。
長妻議員といえば、TVでもおなじみ「年金問題」のエキスパートで、そちらには強いリーダーシップを発揮されることと思われるが、歯科問題に関しては未知数。
同党の参議院議員では桜井充議員が歯科問題に関して強い関心を示してくれているが、副大臣なんかで厚労行政にかかわってくれないかな…

一方、技工士会の立場は・・・「政権与党を応援する」らしい。

そんなに日和った態度でいいの?
自民党一筋の過去があったとはいえ、今先んじて(すでに先んじてはいないけど)コンタクトをとることこそ最大にして最後のチャンスじゃぁないだろうか。

「政権与党を応援する」なんざぁ、巨大な組織であってこそ効果を発揮する言葉で、全国の票を集めても10万にも満たないような小さな組織がそんな言葉を吐いても屁のツッパリにもならないんじゃないだろうか。
政権をとれば技工士会に応援してもらえるぞ! なんて思う??

だって「水戸黄門」や「大岡越前」を見ても明らかでしょ?

自分たちの過去を暈して「政権与党」という権力に擦り寄っていくのは「越後屋」や「桔梗屋」っていう悪徳商人だってこと。

政権を持つか否かよりも歯科業界にどれだけの関心と理解を示してくれるかが大事だってこと。

マニフェストに「歯科技工」という言葉を明記してくれた政党がどこだったのかってこと。


今こそ「歯科技工士会」のイデオロギーを持って我々を正面から見てくれる政治家に真摯な気持ちで接していかなければいけないんじゃないでしょうか?

人を見ずして肩書を見るなかれ。  


自民党のマニフェスト 医療関連主要項目

自民党からもマニフェストが発表された。
http://www.m3.com/iryoIshin/article/105193/
医療関連項目を抜粋し載せてみる。


国民の安心・安全のための社会保障制度の確立
・年金、医療、介護等の社会保障制度について、少子高齢化が進展する中にあっても暮らしの安心を支えるセーフティネットとしての機能を果たし、将来にわたって国民にとって安心、信頼できるものとなるよう、社会保障制度の一体見直しを進める。

・社会保障番号・カードを2011年度中を目途に導入し、年金をはじめとする社会保障サービスの信頼性と透明性を向上させる。

・社会保障制度を真の国民の立場に立って検討をする場として「社会保障制度改革国民会議(仮称)」の設置に向けた法整備を進める。
 

税制抜本改革
消費税を含む税制の抜本的改革について、平成21年度税制改正法附則による道筋に沿って、平成23年度までに必要な法制上の措置を講じ、経済状況の好転後遅滞なく実施する。これにより、堅固で持続可能な「中福祉・中負担」の社会保障制度を構築する。


医療基盤整備・医療体制の安心確保
・必要な時に救急医療や産科医療を受けられる体制をつくり、救急医療や産科・小児科・へき地医療の担い手である勤務医を確保する。

・今年度は医学部定員を約700人増員したが、今後も医療確保のために、医師数を増やすとともに、これまでにない思い切った補正予算を通じ、地域医療の再生や災害に強い病院づくりを進める。医学教育の充実と勤務環境の改善や救急医療体制の整備等、地域医療の砦たる大学病院の医療体制を整備し、医師偏在の解消へ向けた臨床研修医制度とする。

・社会保険病院・厚生年金病院については、地域医療の確保の観点から必要な病院機能を維持するよう対応する。

・診療報酬は、救急や産科をはじめとする地域医療を確保するため、来年度プラス改定を行う。


高齢者医療制度等の見直し
・現在の高齢者医療制度は、市町村国保に比べて75%の世帯で保険料が軽減され、保険料格差も2倍に縮小されているが、全ての世代の納得と共感がより得られるよう、高齢者の方々の心情に配慮し、75歳を過ぎたサラリーマンの方は、引き続き支える側として、現役の制度に加入し続けられるようにするなど、年齢のみによる区分を見直す。

・高齢者の保険料負担が過大にならないよう、公費負担の拡大に取り組むなど、現行の枠組みを維持しながらよりよい制度への抜本的な改善・見直しを行う。

・所得の低い方については、保険料の9割軽減措置を継続するとともに、外来の患者負担の月額上限を半減する。

・高額療養費制度の見直しについては2009年末までに結論を出し、実行する。


 健康で安心できる国民生活の確保
・新健康フロンティア戦略を踏まえ、「健康日本21」を着実に推進し、「メタボリックシンドローム克服」など、健康寿命を延ばし、生涯現役で充実した人生を送るための施策を進め、「健康国家」の創設に向けた挑戦を続ける。また、次期国会において口腔保健法案の早期成立を図り、生涯を通じた8020運動を推進する。

・今回発生した新型インフルエンザについて、引き続き迅速かつ適切な情報提供を行いつつ、秋冬に向けて国内で患者数の大幅な増加が起こりうるとの観点から、(1)院内感染対策の徹底等による、罹患すると重症化するおそれのある基礎疾患を有する方や医療従事者等の感染防止対策強化、(2)重症患者に対する適切な医療提供体制の確保、(2)感染拡大及びウイルスの性状変化を早期に探知するサーベイランスの実施、(3)新型インフルエンザワクチンの速やかな製造と公的助成による接種体制の整備など、第二波に備え、公費助成を含め、体制整備に万全を期す。

・難病の方々の医療費負担を軽減するため、助成の対象(現在45疾患)に緊要性の高い疾患(11疾患その他)を追加するなどの難病患者の医療費助成、難病の診断・治療方法の研究開発を進めるための難病研究拡充等、難病対策を充実させる。国内最大の感染症である肝炎について、肝炎の早期発見・早期治療・治療水準を向上させるため、「肝炎対策基本法」を制定し、B型・C型肝炎への医療費助成の拡大・充実を含めた総合的な肝炎対策に取り組む。わが国の死因の第一位となっている「がん」についても、検診、予防ワクチン、放射線療法や化学療法、緩和ケア等のがん医療の充実や均てん化を行うとともに、患者の立場に立ったがん対策を充実させる。

・有効で安全・安心な医薬品・医療機器を国民に迅速に提供し、さらには世界に向けて提供していくため、承認審査体制の充実と迅速化を図り、市販後安全対策を充実・強化する。がん・小児等の未承認薬の開発を推進するとともに、未承認薬の特別審査ルートを創設し、審査期間を12か月から6か月に短縮する。また、細胞培養法の開発により生産期間を大幅に短縮するなど、新型インフルエンザワクチンの開発・生産体制の強化や総合的なワクチン政策を進める。



何度か読み返したのですが、「充実する」「見直す」「進める」ばかりが多くて、この国の医療がどうなっていくのかイメージできませんでした。
ましてや歯科医療に関しては8020運動の推進のみとしか読み取れません。

自分の理解力がないのか業界の現状が理解されていないのか…
我々の未来をどこに託せばよいのでしょうか。
  


民主党マニフェスト詳細~歯科関連

民主党マニフェストの詳細が出ました。

http://www.dpj.or.jp/policy/koseirodou/index2009_medic.html

歯科に関係している部分を抜粋します。

●歯科医療改革
歯の健康の保持の推進に関する法律を成立させます。また、身体障害者手帳の交付申請の添付書類として歯科医師の診断書は認められていませんが、そしゃく機能の障害については申請手続に歯科医師の診断書を認めるよう、身体障害者福祉法を改正します。現在、歯科検診は、母子保健法、学校保健法、労働安全衛生法等、年代や所属ごとに異なる法律のもとで実施されていますが、寝たきりの高齢者や障がい者も含め、すべての国民が歯科検診・医療を受けられるようにします。近年、自分の歯が多ければ多いほど、また、適切な義歯が入っているほうが認知症になりにくいことや、児童虐待を受けている子どもには虫歯や未処置の歯が多く、虐待の早期発見に有効なことなども明らかになってきました。今後も歯科医療の重要性にかんがみ、歯科疾患の予防法や治療についても調査研究を推進します。

また、歯科技工物(義歯)については、安価な輸入品の増加等により、品質管理体制を見直す必要が生じています。歯科技工物(義歯)のトレーサビリティーの基準を定めるとともに、高い技能を持つ歯科技工士の評価等、技術料や歯科基本料の見直しを検討します。


選挙のマニフェストに歯科技工士の文字が出たことって初めてじゃないですか???

なんか嬉しい!

「検討」の言葉が政治用語であろうことは重々承知ですが、今まで公に謳われたことってなかった気がします。
議員との個別の懇談では一様に歯科技工士の重要性を言われたりはしていたんですが…。

政権交代が実現するかどうかはふたを開けてみないと分かりませんが、このマニフェストに一筋の光がさしたような気がしてなりません。

8月30日に賭けてみようか・・・・・



  


海外委託訴訟と日技

歯科技工海外委託訴訟の件に関して、事あるたびに話題に上がっているが、日技の立場としては個人の起こした民事訴訟に法人団体として支援はできない旨の説明を何度もされてきた。また、会員としてその言葉を鵜呑みにしてきた。

はたしてその認識は正しかったのだろうか?

以下に今回の訴訟の弁護を受け持っていただいている川上詩朗弁護士の話を引用して、歯科技工士として、一国民として本懐はどこにあるのか再考してみたい。



★歯科技工海外委託控訴の「川上詩朗弁護士」の話


前回の進行協議から今回の進行協議まで、何をしてきたかを裁判官に説明をした。
その後に、国の側が進行協議で部屋に入った。その後、交互に我々も部屋に入った。

この間の私どもがやってきたことは、海外委託の歯科技工物について、まずは歯科技工士会、歯科医師会、患者の立場では消費者関係の団体人たちと協議をする場を設けてもらいたいと。

海外委託の歯科技工物の第1回目の調査を厚生労働省も行い、報告書を出している。
また、保団連などの団体も色々な調査報告書を出している。

そこで、一体何が問題で、今後の歯科技工のあり方はどうあるべきか、についてきちんとした関係者の話し合いの場を持つことはまず必要ではないか、と前回の進行協議で話した。

これは、裁判官も同じ考えである。
だから裁判官のほうから話し合いの場を設けましょうよ、という呼びかけがあった。

それに対して、国の側は訴訟外で、しかるべき歯科業界団体から、この問題について正式な申し入れがあれば、厚生労働省としても応じるとまで、裁判官の方から説得をした結果というかその前は、応じないという感じであったが、

厚生労働省の方から話が出てきた。
日本歯科技工士会に対しては、きちんとこのテーマで、話し合いの場に出てほしいと要請した。しかし、日技は積極的ではない。つまり動かない。
動かない理由はよく分からないが、我々が訴訟をやっているのか、それはあまり理由にならないと思う。

今回は、訴訟とは別に、歯科技工業界団体として、きちんと正面からこの問題について、厚生労働省に問題を提起していけばいいのであるが、その動きを日技はしない。

あるいは、この間何度も日技として話はしてきている、という言い方をする。

話はしてきていると思うが、厚生労働省が応じると言うのであるから、突っ込んだ、しかも継続的な話はする必要がある。
今後どうするのか、対策を含めた話を持っていけばいいと思う。

それでは、前には進まないので、都道府県の歯科技工士会へ我々が裁判所へ掲げている問題について、賛同するかどうか、賛同していただけないかと申し入れをしてきた。
全部の47都道府県へ依頼をしたところ、17の歯科技工士会から我々の要求に対して賛同するという答えをいただいた。

さらに、これを増やしていこうと考えている。
目標は30歯科技工士会であり、それを持って再度、日技に要請したいと思っている。
日技はそれを踏まえて、きちんと正面から厚生労働省で、話合いの申し入れをしてもらいたい。

厚生労働省は、日技から申し入れがあれば、応じると述べている。

そこで、日技が動けばいいと思う。
日技が動かない可能性があるので、その場合はどうするかであるが、賛同していただいた県の歯科技工士会を束ねて、その代表者が厚生労働省と話をする。

今後の課題、可能性としては、日技が動かない以上は、二次的方法でいくこともあり得ると考えている。

厚生労働省との継続的な協議の場を設けていく。
できれば、そこに歯科医師会も参加をしてほしいと思っている。
あるいは各消費者団体の方々も、加われる形に持っていけたらいい。

少なくとも、継続的な協議の場を設けことを、厚生労働省に言明させるようなものを、勝ち取れれば次につながっていくと思っている。

今日は、そのことを裁判官にお伝えした。

裁判官の方からは、みなさんが今までの思いをもってやられてきた。
そこで、何らかの形に、次につなげていくようにしないと、裁判を起こした意味がない。
裁判を起こした限りは、何らかの形でつなげていきたい、と裁判官自身も思っている。


このテーマについては、裁判官にとっても未解決の課題であり、きちんと解決する枠組みはないかと、和解の場で国の側にこのことで、何らかの約束をさせようとしたい、と考えていた。

しかし、国の側は、前回も述べたが、この訴訟を和解という形での約束はできない、というわけである。

そこで、訴訟外で何らかの約束をさせるものを、我々が取り組むことで作って、訴訟の場に持ち込む形で解決できないか、という話をしてきた。
しかし、国は“約束”とうものはできないとしてきた。

進行協議の継続をお願いしたが、我々の意図を裁判官は理解し、裁判官としての何とかしたい、ということであった。

しかし実際上、国の側は訴訟の場で、内容は別にして、あるいはどんな内容にしろ、約束をすることはできない、と言い切っている以上、訴訟の進行協議を重ねる意味はない。

そこで結論として次回、弁論を開くこことなった。

次回は8月5日、午後3時に高裁の817法廷で開かれる。
控訴審の最終弁論で、結審となる。

我々は引き続き、訴訟外の動きをすることで、何か出てくれば、それを裁判所にお伝えするので、場合にとってはこの弁論は開かれないかもしれない。

全国消費者団体などに会って、説明をしてきたが、このような問題があることを、全く知らなかった。
消費者の観点からも歯科技工の海外委託はおかしい、厚生労働省はなぜ、動かないのでしょうか(これを放置しているのか)」と首をかしげていた。
素朴な発想としては、何故国は動かないのか、ということであった。
まずは、現状を伝えて、何が問題であるかを、消費者団体として検討して、声を挙げてもらいたいと要請をしてきた。
資料もほしいというので、色々な資料を渡した。

また、この間、各自体の決議が上がってきている。
現在、県議会、市議会、町村議会、全部合わせて30の自体で、歯科技工の海外委託で、政府としてきちんとした対応をしてほしい、と意見書が上がっている。

支援の署名は、約2万名の名簿が集まっている。
また、保団連からも厚生労働省に、働きかけてもらう。
要請を出してもらい、話合いの場ができれば我々も同席をさせてほしいと思っている。

継続的協議の場が設けられれば、一つのステップとなると思っている

NewS Sauce
医科歯科通信 今日の歯科ニュースhttp://insite.typepad.jp/shigakuinfo/


厚労省の側から業界団体からの申し入れがあれば話し合いに応じるとまで言っているのに、頑なに動こうとしない日技の本音はいったいどこにあるのだろうか。


  


山が動いた!?

以下、加藤敏明氏ブログより引用~海外委託訴訟報告~http://1088kato.at.webry.info/200904/article_15.html

 今回は、事態が予想外に大きく進展してきました。
私たちは、弁護士も含めて控訴審も今回が結審だろうとたかをくくっておりました。
ところが、突然裁判長から『この事案について「進行協議」をしたいのですが時間はありますか』との発言があり、双方従うことになり、16階の別室へ移動したのです。
まず、裁判官3人の前に控訴人(弁護士2名と代表)と被控訴人(国側代理人5名)が座り、裁判長からの言葉がありました。
「法律の問題は抜きにしても、この事案を考えた時、このまま結審をしても、国民の安心安全が保たれる保障は何もありません。当裁判所としてはお互いの協議によって、何らかの進展が得られるような努力ができないかを考えました。ご協力願いませんか。」ということで、国側に最初に個別に協議し、続いて原告側、そしてまた国側と協議がもたれました。
 つまり、「このまま判決を下しても、何ら国民の健康不安要素が払拭されるわけでもなく、問題の本質は変わらないことから、裁判所の意思仲介で、お互い国民の健康を考えた方策を模索しよう。」ということであります。
大変な踏み込みようであり、原告側としてはありがたく願ってもないことでありました。
願わくば、国側、特に厚生労働省が同じ土俵に上がって頂くことを祈りたいと思います。
次回公判は5月18日(月)午後3時からとなりましたが、それまでに双方が努力して裁判所を通して協議することになりました。
そのために、原告弁護団を中心に、運動を展開しながら、あらゆる手段を講じて行きたいと考えております。
何よりも、特に川上詩朗弁護士の豊富な経験と強靭な精神力に加え、ぶれない原告団の意識とがマッチしての成果だと評価しております。

引用終り


国民の安心安全の為ならばと、国が動く可能性が出てきました。
高裁は単なる技工士の問題のみではなく、国民の健康問題と、この訴訟の本質を見てくれたようです。


  


新しい動き

医療志民の会

医療の現場の疲弊感や閉塞的な現状を打破しようと設立されました。
その設立シンポジウムが4月11日に開催されます。

歯科からは『みんなの歯科ネットワーク』の大塚副理事長がシンポジストとして登壇し、歯科技工の抱える問題をプレゼンします。

医療関係者、患者、政治家が一堂に会し議論を重ねながら新しい日本の医療を構築していこうとしています。
詳細は下記に転載しておりますので、都合のつく方は是非ご参加ください。

新しい時代の幕開けになるかもしれません。


■医療志民の会設立シンポジウムのお知らせ
http://iryoushimin.cocolog-nifty.com/blog/symposium.html

医療志民の会は、閉塞的な医療の現状を打破するため発足されます。
医師、患者、政治家など、様々な立場の人々が議論し、協力できる開かれた「場」をつくり出します。
当日は、パネルディスカッションに加え、現在動きつつある新しい運動を紹介し、
交流できるブースを設ける予定です。

新しい時代の幕開けに、是非お越し下さい。

・日時 2009年4月11日(土)

・会場 学術総合センター 一橋記念講堂(東京都千代田区一ツ橋2丁目1番2号)

・アクセス 東京メトロ東西線 竹橋駅下車 B1出口徒歩4分
   東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄三田線・都営地下鉄新宿線 神保町駅下車 A8出口徒歩3分
    
・プログラム(予定)

司会:黒岩祐冶 発起人
17:00‐17:30 開場
17:30‐17:45 開会の辞(佐藤 章 発起人)
17:45‐18:00 来賓の挨拶
18:00‐18:50 パネルディスカッション
18:50‐19:20 フリーディスカッション
19:20‐19:30 閉会の辞(大谷貴子 発起人)
19:40‐20:30 ブースでの交流
・会費 2000円

・参加方法 ご参加いただける方は以下のURLから事前にご登録いただけますよう、
     宜しくお願い致します。
http://iryoushimin.cocolog-nifty.com/blog/symposium-apply.html

なお、シンポジウム会場は自由席となっております。
当日席が少なくなる恐れもありますので、お早めにお越しいただきますよう、宜しくお願い致します。

詳細に関しては、
http://iryoushimin.cocolog-nifty.com/blog/symposium.html
のシンポジウムページにて更新していきます。

また、医療志民の会の詳細につきましては、ホームページをご覧ください。

※当メールは転送自由です。
当日は多数の方々にご参加いただきたいので、
幅広く周知していただけると幸甚です。

******************************
医療志民の会 事務局
e-mail:iryoushimin@umin.ac.jp
ホームページ http://iryoushimin.cocolog-nifty.com/
******************************
  


遅ればせながら新年会

一月最後の土曜日、郡山歯科技工士会の新年会がありました。

参加者は歯科医師会、歯科衛生士会よりのご来賓を含め19名と、いささか寂しい人数ながら今後の歯科医療に関し実に実りある対話ができました。

すべては患者さんの為に!と、それぞれの立場を超えて社会情勢に立ち向かっていこうと意見の一致をみる事が出来、新たな懇談会の開催に向けてスケジュールの調整をしていこうとの提案もありました。


かなりの内容の濃さに、写真を撮るという大事な仕事を忘れてしまいm(__)m、宴会中の様子がありません)。(スミマセン)

その代り恒例となった大、大抽選会の景品を一発。

何やらピンクの小箱が…アレッサンドラ・オーラ???


おっ、時計だ。

なかなかおしゃれっぽい時計がergoに当たりました。


なんと、定価48,000とface08!?
とてつもない大盤振舞!!

確か総予算はその半分程度かと・・・
その他の景品はCDラック、コート(しかもスペイン製)、ラジコンヘリ(ドラえもん型?)、ロールアップピアノ、ホットプレート・・etc.

参加者全員にいきわたる豪華景品の数々。
買い付け担当者の苦労を褒めましょう!ちなみに担当はergoですので、そこんとこよろしく(笑

そんなこんなで実に楽しい新年会でした。
次回はぜひ皆さんのご参加をお待ちしております。  


20代の歯科技工士、離職率75%超

 

 20歳代の歯科技工士の「離職率」が75%を超えていることが、日本歯科技工士会の調査で分かった。同会が厚生労働省の2007年度保健・衛生行政業務報告などを基に歯科技工士の免許交付数と就業者数を調べ、おおよその離職率を算出した結果、25-29歳で74.9%、25歳未満では79.0%となった。
 東京歯科保険医協会理事で、歯科技工士の免許と実務経験を持つ森元主税(もりもと・ちから)さんは「低賃金と長時間労働などが原因。歯科技工士の新卒の月収は17万円ほどで、40歳代の平均年収も350万-400万円。特に新卒は泊まりでの業務も多く、自宅に週2、3日しか帰れない」と指摘している。また、現場では新人技工士へのOJTが事実上不可能であることや、単価の安い海外への歯科技工物の発注が増えていることも、離職率を押し上げている要因だといわれている。


 調査結果によると、06年の25-29歳の就業者数は3291人で、この年齢層が免許を取得した1997-2001年に免許の交付を受けた人は1万3112人。日本歯科技工士会では、この差の9821人を「離職者」とみなし、「離職率」を算出した結果、前回調査の04年から4.9ポイント増の74.9%となった。
 06年の25歳未満の就業者数は2417人で、この年齢層が免許を取得した02-06年に免許の交付を受けた人は1万1523人。同会では、この差の9106人を「離職者」とみなし、「離職率」を算出した結果、04年から0.2ポイント減の79.0%となった。
 同会では、「免許を交付された人の中で、一度も歯科技工士として就業していない人がゼロとは断言できないため、正確な離職率とは言えないが、ほぼ実態を表した数字ととらえてもらってよい」としている。

 歯科技工士の専門学校は全国に65校あるが、その大半が「定員割れ」している。3校が既に募集を停止しており、今後は閉校も増えていくとみられている。今年度は全国の募集総数に対し、応募は62%にとどまった。これは歯科医療界で「0.62ショック」と呼ばれ、深刻な問題となっている。

【歯科技工士】
 歯科医師の指示によって、義歯など歯科技工物の製作や修理を行う医療技術者。歯科技工士学校を卒業し、国家試験を受けて合格すれば免許を取得できる。現在、全国に約3万5000人おり、歯科診療所に常駐する場合もあれば、独立して歯科技工所を開き、義歯などの製作を受注する場合もある。






更新:2009/01/22 22:48   キャリアブレイン


  


日技に意見書提出

12月20日(土)11時30分 日技会館にて、
西澤隆廣関ブロ・ブロック長と伊集院正俊神奈川県技会長が
日技中西茂昭会長に面談し、下記の意見書を提出。

http://kdta.at.webry.info/200812/article_3.html

会員の思いを届けるためにも、各ブロック・県技からの意見書の提出は効果があるかも・・・

どんなもんでしょうか?皆さん。  


輸入補綴物訴訟

海外委託技工物訴訟の控訴審第一回公判が12月17日に行われました。

詳しくはhttp://soshougikoushi2007.seesaa.net/をご覧ください。

国からの答弁書によると、すべての責任を「歯科医師の裁量権」として丸投げしているように感じます。

歯科医師が個々に成分分析をしてその安全性を証明することなんて不可能だし、何かあったら国は知らんぷりってところでしょうか。


17年通達とは

国外で作成された補てつ物等の取り扱いについて

(平成17年9月8日)

(医政歯発第0908001号)

(各都道府県衛生主管部(局)長あて厚生労働省医政局歯科保健課長通知)

歯科医療の用に供する補てつ物等については、通常、患者を直接診療している病院又は診療所内において歯科医師又は歯科技工士(以下「有資格者」という。)が作成するか、病院又は診療所の歯科医師から委託を受けた歯科技工所において、歯科医師から交付された指示書に基づき有資格者が作成しているところであり、厚生労働省では、「歯科技工所の構造設備基準及び歯科技工所における歯科補てつ物等の作成等及び品質管理指針について」(平成17年3月18日付け医政発第0318003号厚生労働省医政局長通知)において、歯科技工所として遵守すべき基準等を示し、歯科補てつ物等の質の確保に取り組んでいるところです。

しかしながら、近年、インターネットの普及等に伴い、国外で作成された補てつ物等を病院又は診療所の歯科医師が輸入(輸入手続きは歯科医師自らが行う場合と個人輸入代行業者に委託する場合がある。)し、患者に供する事例が散見されています。

歯科技工については、患者を治療する歯科医師の責任の下、安全性等に十分配慮したうえで実施されるものですが、国外で作成された補てつ物等については、使用されている歯科材料の性状等が必ずしも明確でなく、また、我が国の有資格者による作成ではないことが考えられることから、補てつ物等の品質の確保の観点から、別添のような取り扱いとしますので、よろしく御了知願います。

別添

歯科疾患の治療等のために行われる歯科医療は、患者に適切な説明をした上で、歯科医師の素養に基づく高度かつ専門的な判断により適切に実施されることが原則である。

歯科医師がその歯科医学的判断及び技術によりどのような歯科医療行為を行うかについては、医療法(昭和23年法律205号)第1条の2及び第1条の4に基づき、患者の意思や心身の状態、現在得られている歯科医学的知見等も踏まえつつ、個々の事例に即して適切に判断されるべきものであるが、国外で作成された補てつ物等を病院又は診療所の歯科医師が輸入し、患者に供する場合は、患者に対して特に以下の点についての十分な情報提供を行い、患者の理解と同意を得るとともに、良質かつ適切な歯科医療を行うよう努めること。

1) 当該補てつ物等の設計

2) 当該補てつ物等の作成方法

3) 使用材料(原材料等)

4) 使用材料の安全性に関する情報

5) 当該補てつ物等の科学的知見に基づく有効性及び安全性に関する情報

6) 当該補てつ物等の国内外での使用実績等

7) その他、患者に対し必要な情報






  


輸入技工物の話題

「歯科の海外技工物、「輸入反対」が約9割」


 歯科の海外技工物が増えている中、患者の9割近くが「輸入に反対」していることが、「『保険で良い歯科医療を』全国連絡会」の「患者調査」で明らかになった。海外技工物については、全国保険医団体連合会(保団連)の「緊急調査」で、「海外技工物で金属アレルギーや鉛など有害物質の混入が起きても、追跡調査の手立てがなく安全性の保証がない」ことが分かっており、安全な歯科医療を求める患者の要望を含め、海外技工物に対する国の明確な対策が求められている。

【関連記事】
歯科の海外技工物「安全性に問題」
歯科の海外技工物調査で中間報告
中国“義歯”から鉛「安全に問題」

 「患者調査」は、同連絡会を構成する保団連などに所属する医療機関を受診した患者1273人から回答を得た。

 現在、中国など海外で作られた技工物(入れ歯など)が輸入されていることについて、「反対」が86.6%(1102人)に上り、「賛成」は4.8%(61人)だった。
 保団連の「緊急調査」では、安全性の問題が起きた際、原因追跡に欠かせない「国名」「製作日時」「技工所名」「製作者名」「材料」などの情報が海外技工物に明記されている割合が、「国名」30.2%、「材料」24.0%、「製作日時」20.9%、「技工所名」17.8%などにすぎなかった。中国製の食品などから毒性が検出され内外で問題となる中、歯科の海外技工物に対しても、患者が強い不安感を持っていることが「患者調査」で裏付けられた。

 保団連によると、歯科の海外技工物は「厚生労働省が2005年9月に出した通達『国外で作成された補てつ物等の取扱いについて』以降に増大」しており、委託先は中国と東南アジアで全体の8割近くを占めている。
 中国製の義歯修復物からは、米国議会が中国製玩具の回収の目安とした90ppmを上回る210ppmの鉛が検出されたほか、「放射性アイソトープ・トレース」が含まれていたことを米国歯科技工所協会(NADL)が報告しており、保団連は「法律上の制約も行政上のチェックがなく輸入されており、安全性に大きな問題がある」と指摘している。

歯科保険治療の充実を
 「患者調査」では、歯科の保険診療についても質問。「歯科には保険がきかない治療がある」ことについては、「反対」が69.8%(888人)に対し、「賛成」が17.2%(219人)。また、「保険がきかない治療や新しい技術・材料を保険に取り入れること」では、「賛成」が83.3%(1059人)、「反対」が12.7%(161人)だった。さらに、「保険がきく歯科治療を政府がさらに制限しようとしていること」については、「反対」が93.9%(1194人)と圧倒的に多く、「賛成」は4.1%(52人)にとどまった。
 同連絡会は「患者は『保険がきかない歯科治療』に強い不満を持つとともに、『新しい治療技術・材料』を保険に取り入れてほしいと、歯科の保険治療の充実を切実に求めている」と指摘している。






更新:2008/12/08 11:55   キャリアブレイン


  


オープン相談室(仮称)

今月もオープン相談室が開催されます。

12月20日の第3土曜日 午後6:00~午後9:00

郡山労働福祉会館にて
場所はココ


名称の通り、どなたでも上記の時間内は自由に参加できますので、奮ってご参加ください。

  


支部レクリェーション

11月16日(日)小雨の降る中、郡山支部のレクリェーションが鏡石町の岩瀬牧場で行われました。


東北歯科専門学校の学生や会員の家族も参加し、総勢25名でのバーベキューとなりました。
早めに集合し牧場内の散策をと企画していたのですが、生憎の雨模様で急遽開始時間を早めていただくことに…
牧場の皆さん、ありがとうございました。





飲み放題、食べ放題とあって、そりゃぁもう飲むヮ、食べるわビールジュースおにぎり












制限時間の2時間を食べつくし、身も心も温まって終了後解散となりました。

歩道の落ち葉が冬将軍の訪れを感じさせる一日でしたが、皆さん体調を崩さないように忙しくなる年末を乗り切りましょう。